深夜アニメで観たい漫画『おかゆネコ』

2017年3月15日

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好きな漫画はたくさんありますが、万人受けしやすそうな漫画のタイトルといえば、吉田戦車の『おかゆネコ』でしょうか。最近読んだものの中では一番「アニメになればいいのになぁ」と思っている作品です。

吉田戦車と言えば、『伝染るんです。』をご存じの方も多いでしょう。『伝染るんです。』ほどトガッた感じではありませんが、『おかゆネコ』もまた、非常に魅力的な作品です。

本作は、急に知能が人間並みになる「しゃべり病」という病気にかかった猫・ツブが、飼い主や周囲の人々のために様々なおかゆを作る、というもの。クルミやレバニラ、ウドなど、色んな食材をおかゆにしています。おかゆにのせるだけ、入れるだけ、というものもあり、マネしやすいものも多く登場します。

この作品の大きな魅力の一つに、「猫が媚びていない」という点があると思います。

ツブは語尾に「ニャー」などと付けず、可愛いしゃべり方もしません。「~だ」「~だろ」などと、普通の人間のようにしゃべります。人間よりも博識で、わからないことを勝手にスマホで調べたり、半ば強引に言いくるめるようなシーンもあります。あえて可愛いポーズをとったりもしません。

でも可愛いのです。いや、むしろそういう態度だからこそ彼は魅力的なのだと言えるでしょう。

我が家にも猫がいますが、どうも彼女が人の言葉をしゃべったとして、「お腹空いたニャ~」などと言う気はしません。どうも一段高いところから、人間を見下ろしているような感があります。しかし、それが猫の魅力ではないでしょうか?「しゃべり病」という突飛な設定ながら、ツブはリアルな猫の魅力を持っていると思います。

また、プロの料理人などではないゆえに、たまに失敗するのもいいところです。失敗を挟みつつも、新しい食材があれば、おかゆにせずにはいられない…なんだか業を感じます。

私は決してグルメではありません。普段食べ慣れないゆえに、高級な料理が漫画に出てきても「ふーん、おいしいんだろうな」と思うことしかできません。しかし『おかゆネコ』のおかゆは、「あ、おいしそう」と身近に感じることができます。

この漫画を深夜帯のアニメとしてやったら、さぞ体にやさしい「飯テロ」番組になるだろうなぁ、とこっそり期待しています。